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カメラータ・ムジカーレ 第49回定期演奏会(11/3) [音楽]

ヴィヴァルディの「調和の霊感」第3番(RV.310)は、その華やかで覚えやすい曲調でよく知られているけれど、ライブで聴くのははじめて。ステージにヴァイオリン・コントラバス・ガンバと並び、そのうしろにはチェンバロがいて、この曲が協奏曲であることを思い出させる。

耳になじんだ独アルヒーフ盤の、つまりピノック/イングリッシュ・コンサート盤のテンポよりやや遅く始まった演奏は、知ってる曲だから楽しいという身贔屓を除いてもこの日一番楽しい演奏だった。ソロをとるヴァイオリンは、サイモン・スタンデイジのようなつやつやした音色ではなく、細身の、切れのあるシャープな音色で、他の楽器とのかけあいがよく聴き取れてたいへん面白い。

新幹線に乗って聴きにいくのは大変だけど、行った甲斐のある半日。

(11.3 横浜開港記念館)
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