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しょうがないけど [皿回し]

特になんのオチもない話なのだが。

洋服屋をぶらぶら見ていたら(この「洋服屋」っていう表現はなんだかなあと思うのだけど、代わりになる言い方が見つからない。「紳士服店」はもっと変だし、「ブティック」でも「テーラー」でもないし)、いい感じのクレリックシャツをみつけた。クレリックといってもラウンドカラーじゃなくて、ボタンダウンなのだけど、衿が白、身頃が黄色で胴回りがやや細目の仕立て、もちろん生地はオックスフォード地で番手も大きすぎず小さすぎず(つまり、しなやかすぎずざっくりすぎず)。財布と相談すると、今月はわりと質素に遠出もせず暮らしてきたのでまあなんとかなるかなという感じだ。

きょうはポイントカードを忘れてきたので明日買うことにして帰宅すると、皿回し研究科の講師(来週受講する授業の講師)から受講者全員あてにメールが来ている。あれこれの注意書きのなかに、

「また、条文集については、常に最新のものを用意してください。例年、条文集を持参しない受講生、古い条文集を持参している受講生を見かけますが、論外です。必ず、2009年版を持参するようにしてください。」
とあるのを見つける。

あーう!論外だって?
新しい条文集どころか、古い条文集だって持ってないぞ。

仕方がないのでもう一度丸善へ行き(皮肉なことに、丸善はくだんの洋服屋の向かいにある)、21年度版皿回し六法を買う。大枚5,499円也。
何ページあるとか厚さが何センチとかの世界ではない。目方でドン!…って、およそ5キロぐらいだろうか。

P1020588.jpg

かくしてクレリックシャツは、漬物石に化けてしまった。いやはや。
いやまあ、条文集は皿回し商売の基本といえば基本なので、漬物石呼ばわりするのも罰当たりなことではあるのだが、値段もさることながら、場所をとるのがかなわないのだ。どうしてCDやDVDにデータを焼いて頒布してくれないのだろう。

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