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ぴかぴかの♫ 一年生(9/19) [皿回し]

入学式へ行ってきた。

おまえ子供いたっけ?というツッコミは禁止する。っていうかそれ違う。
入学したのは私なので。
9月19日に、市内某大学の大学院皿回し研究科に入学したのだ。
(皿回し研究科、というのはさすがにちょっとアレなんで、正しくは「会計ファイナンス研究科」だが)

ことの起こりは、皿回し専門学校だった。
8月の大試験が受験できなかった(そう、転勤のどさくさで2ヶ月間ほとんど勉強できなかった。ことしの消費税は基礎答練2で終わってしまったわけだ)ので、9月から開講する同じ科目(消費年完)の申込手続に行った。
スケジュールを検分すると、土曜日の午前中になっている。よしよし。
で、土曜日に行けないときの振替先のクラスは? げっ、水曜日の午前中しかない!

いままでは、なにしろお江戸なんで、土曜の午前・午後、日曜の午前・午後・夜間、それもあちこちの校舎で同じ科目が開講されていたので、自分の都合にあわせて振り替えることができた。ところがこの町には、土曜の午前中と水曜の午前中しか消費年完がない。これでは土曜日に何かひっかかればオシマイではないか。一度帰宅して考え直すことにした。

考え直すといったって、大手の皿回しの専門学校は2校しかないし、もう1校も似たような状態なので同じことだ。

この町にいる間は皿回しを中断して、好きなことやって遊ぶ、という悪魔的アイデアにも心惹かれるものがあったが(笑)、一度中断したら絶対再開できないことは、生来の惰弱さからいって明らかなのでこれは却下。
んではどうするか、ということで消去法的に皿回し継続のために選んだのが大学院だった(事情を知らない方のために説明しておくと、大学院で皿回しを専攻して修士論文を提出し、その論文が国の認定を受けると、いくつかの科目が免除になる制度がある)。

さっそく市内の3校から資料を取り寄せる。
まずA大学。校舎が近い。社会人向けに繁華街の商業ビルに教室を構えていて、会社からわずか100メートルで通学できる。だが、単位のほとんどを平日にとらなければならないのと、夕方の授業が17時台に始まってしまうのでこれは難しそう。

次にB大学。校舎は家と会社と正三角形の位置で、自転車通学になりそう。院生のためには図書館を24時間あけてくれるのと、一人に一つずつキャレル(机と椅子)をあてがってくれるという夢のような受験生活で、これでシャワーと寝床を用意してくれれば学校に住みついてしまいそうだが、平日夜の授業が週4回ある。平日5日のうちの4日つまりほぼ毎日って、それはいくらなんでも無理。

最後にC大学。平日は隔週金曜日の18時20分からとかなり条件はいい。しかしその分、年末年始や春休み・夏休みを除いて土日両方が10時から17時までつぶれてしまう。土日両方ですか…それはやはり無理なのでは。まあでも、土日両方つぶすことをいとわなければ平日は最小限で済むわけなんで、まあこれにしますか。

カタログショッピングと大学院選びの違うところは、実際に合格しなければ絵に描いた餅なところで、実際にC大学の願書を取り寄せてみると、9月入学の編入試験があるという。試験は平日の夜だったので、職場には笑ってごまかしつつ会場に行ってみると、論述問題が退職給付会計…ではなく「のれん」をめぐる細かい問題。去年の財表の本試験で出たよな~と思いつつなんとなく解答用紙を埋めたら、なんとなく合格してしまった。

入学式へ行ってびっくり。皿回し専攻以外にも山ほど学生がいて、その数総勢120人。このうち何人が最後までたどり着けるのかな〜
オリエンテーションでいきなり「租税判例百選」を来週までに読んで来いと言われる。自分の興味ある判例について研究発表をしてもらうので、初回の授業で何番の判例を選ぶか申告しなくちゃならない。
恐る恐る目をとおしてみると…これ、日本語ですか?
結局、130例載っている判例(百選じゃないじゃん!)のうち51例しか読んでない状態で授業に臨み、「43番をやります」と申告。指導教官がにやりと笑って「後ろのほうに面白い判例がたくさんあるのにね〜」という。
いや、面白いとかどうとかより、落ちこぼれてキックアウトされないようにがんばらなければ…

ということで、みなさまからの入学祝を受付中です(笑)。

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