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大試験(7/31) [皿回し]

大試験の記事は4回目。これで最後にしたいが,客観的にはそうならない可能性が高い。

今年の会場は幕張メッセ。遠い。縁起かつぎに渋谷「マメヒコ飯店」でお昼をいただいてから東京駅の京葉線ホームに回ると,既に受験生が何人もいる。ちょうどやってきた海浜幕張行きの電車で会場に向かう。

酒税法の受験会場は第6ホール。おそらく会場の撮影は禁止されているのだけど,広大な会場にびっしりと会議机が教室形式で並び,さらにそれぞれの机に2つずつ椅子が配されているさまは壮観で,思わず撮影したくなる。また,これだけたくさんの受験生の,その約1割しか合格させないというのはなかなかに理不尽であるように思える。

さて試験開始。いつものように理論は後回しにして計算に取り組む。品目の判定を慎重に進めていくと,何問目かに「ぶどうとブルーベリーを原料として発酵させたアルコール含有物を蒸留した蒸留酒」という酒類が出てくる。
 ブルーベリー?
 ブルーベリー??
ブルーベリーが果実に当たるかどうかなんて考えてことがなかった(注:ブルーベリーが果実にあたればこの酒類は「ブランデー」または「スピリッツ」,果実に当たらないなら「スピリッツ」に該当する)。
専門学校では「果実に該当しないもの」を教えてくれるのだけど,代表的なものとしてデーツ(なつめやしの実)が果実に該当しないものとされる他,殻果類(くるみ,栗など)なども果実でないこととされている。それはいいけど,ブルーベリーは果実なのか?しばらく考えたが,該当しないものリストに「ブルーベリー」の名称はなかったような気がするし,直観的には果実でいいような気がするので先へ進む。

判定理由を書き,税率を書き,課税標準を書き,酒税額とその合計額を書き,控除税額を確認しても,あまり時間が経っていない。もっと難問が出てくれないと差がつかないな…と思いながら理論に移る。

理論の問題を見てみると,おお!きのう復習したばかりの箇所。ぐずぐずなりに何とか書けそう。
しかし理論の答案用紙は2枚しかない。仕方なく,答案用紙の1行について解答を2行ずつ(つめて)書く。結構たいへん。あと5分になるまで書きまくって2枚全部をびっしり2行書きで埋める。採点者の心証はよくないと思うのだが,理論の中の何が大事で何が大事でないのか判らないので,大事なことを落として減点されるより余計なことまで書いて減点されるほうがいいと割り切って書けるだけ書く。

結局,難問といえるような問題はほとんどなく,拍子抜けした状態で時間切れになってしまう。
計算が難問で,そこで差をつけるというもくろみが完全に外れたので,あまりハッピーではないパターン。
まあともかく,まっすぐ帰宅するのもなんなので有楽町で地下鉄を降り,ごはんをいただいて帰る。模範解答が発表される金曜日まで,つかのまの平安。

(8.3追記)
大手専門学校の模範解答が発表される。
案の定,判定を1つ間違えている。がっくり。
配点は公表されていないので想像するしかないが,
大原基準だと合格ライン94点・ボーダー90点に対して自己採点で83点。遠く及ばない。
TAC基準だと合格ライン94点・ボーダー86点に対して自己採点で84点。やはり及ばない。

はいもう1年(ち~ん)♪

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