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エネルギー保存の法則? [皿回し]

きょう(2019.3.8)の日経1面。

「リース取引 資産計上へ」
機械や設備を購入せずに借りて利用する「リース取引」に関する会計基準が変わる。今までは企業の財務状態を表す貸借対照表(バランスシート)に記載する必要はなかったが、ルールが変わればリースの金額を明記する必要が生じる。上場企業全体を表す「日本株式会社」の資産は17兆円増える計算。リース離れの懸念に加え、資産効率を表す指標は数値上悪化するが、国際標準並みに財務の透明性を高める。

下線の部分、皿回し的におかしくないですかね。
オペレーティングリースを資産計上すれば、計上した企業のバランスシートには資産とリース債務が両建てで計上されるので、確かに「資産(と負債)が増える」わけだけど、その資産は、それまでリース会社の貸借対照表に計上されていたわけでしょ。リース先で計上された分だけ、リース会社のバランスシートから除かれるわけだから、「日本株式会社」全体の資産は増えも減りもしないのではないの?
この表現が成り立つとすれば、そのリース資産がことごとく上場会社「以外」に帰属していた場合だけだが、そんなわけないと思うのだけど。誰か教えてジェネラル!

 

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