皿回し資料館（12/29）

暮れも２９日になって，判例研究の資料収集のため皿回し資料館へ。新幹線で日帰り。
初めて行く地下鉄方南町…こんな用事がなかったら，一生来なかったかもしれない地下鉄の支線の終着駅。町は歳末大売り出しでごったがえしているが，お年寄りばかりのような気もする。

さて皿回し資料館。本当に皿回し関係の本だけを集めた図書館なのだ。
目録カードをめくっていると，レファレンスの係員とおぼしきおじさんに「何をお探しですか？」と尋ねられたので，わからないかなーと思いつつも「あの，シャウプ勧告の原文を英和対訳にしたやつを読みたいんですけど」と言ったら即答で「あーそれならｘｘ番の棚にあります。４分冊になってますのでゆっくり見てくださいね」と。皿回し資料館恐るべし！

目的の本以外にも，さすが専門図書館だけあって芋づる式にいろいろな資料が見つかる。読みふけっているうちにどんどん時間が経つ。閲覧席からまわりを見渡すと，やはり皿回し業界の人や皿回し学者，皿回し学生など，皿回し村のかをりが充満している。いやいやなんとも充実した数時間。コピーをたくさん取り，重いかばん（とノートＰＣ）をかかえて新幹線で帰路につく。
本当ならこのままお江戸に滞在したいところだが，残念！年賀状をまだ引き取っていないのだ。きのう仕事で遅くならなければ…が，仮にきのう引き取れたとしても，徹夜でプリンター回して宛名を印刷しない限り無理なわけで，まあ順当なところか。