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2020・第4回しおや100参加の記録(③感想・分析編) [ウォーキング]

(②当日編から続く)

初めて参加する大会だったのだけど、とても印象に残る大会だった。

まずレベルの高さ。
大会終了後の発表によると、最終参加者数は559名、うち72%にあたる406402名が完歩したとのこと。制限時間が当初の24時間から26時間に緩和されたとはいえ、完歩率は高く、この大会の競技色の強さというか、参加者の脚力の高さが数字となって現れた感じ。ちなみに参加者についていうと、他の大会で見たことのある方を何人も目撃したので、今秋唯一開催されたこの大会をめがけて、日本中の100キロウォークファンが押し寄せたと想像され(自分も?)、それも完歩率を押し上げた要因の一つだろう。(1.4追記)ちなみに完歩者のタイムの中央値は20時間46分で、これは今まで参加した大会のなかでたぶん最速。

次に地元密着のすばらしさ。
コースがひとつの市町村域内で完結する大会って初めての経験だったのだけど、さすがの地元密着ぶりで、公民館に設置されたエイドで近所のみなさまが拍手で迎えてくださるなど、とても励まされ、また印象に残った。それ以外にも私設のエイドや、個人宅での「トイレどうぞ」の掲示や、沿道に出ての声援(山羊もいた!)など、町をあげて、とまでは言わないが、コロナ禍をはねかえすかのように、多くの方が大会を盛り上げようとしてくださっている心遣いがたいへんありがたく感じられた。

3つ目に、コース設計が周到であること。信号が少なく(100kmで10か所あるかないか)で、とても歩きやすかった。前半(昼間)が外周大回り、後半(夜間)が内周という設計も、安全管理上合理的だと思う。

これだけすばらしい大会にもかかわらず自分の記録がふるわなかったのは、膝の故障が原因だけど、この故障は序盤のアップダウンを甘く見て飛ばしすぎた失策によるところが大きく、25km以降はずっと徐行運転だった感じ。ゴールした時点で体力はまだまだ残っている感じだったので。また、そういう講釈以前に練習不足だった。やはり一度は30キロぐらい歩いて足の様子をみないと。あと、荷物(食べ物)を持ちすぎだった。

また、やはり寝不足は大禁物だと痛感。自分のような体力のない人間は、寝不足で参加すると事故につながりかねず、少なくとも前日は早く寝られるように、金曜日の仕事を休まないと。

なお、外的な要素として、ぐんま100同様、一日のうちの温度差が大きいことを実感。気象庁データでは、7日の最高気温が20.1度、8日の最低気温が7.5度で、その差は12.6度もある(感覚的にはもっと差が大きいのだけど、データではそうなっている)。途中で荷物がピックアップできない大会なので、夜のための防寒着を背負って朝から歩かなければならないのが大変。

ともあれ、2日間にわたって大変楽しい思いをさせていただいたことに感謝。来年もまたぜひ参加したい。

20201108Geographica.png
↑GPSアプリ"Geographica"の集計画面。今回なぜかGPSの精度が低く(設定を間違えた模様)、右左折するたびに少しずつショートカットしてしまうので、 距離が2km以上も短くなっている。これに対してGPSウォッチは、「100.075km」と表示していて、これでも実際より短い(少なくともエイドではコースから外れて歩いているので、その分を加算すれば100kmよりかなり長くなるはず)けど、アプリよりは精度が高いような。

 
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