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第173回深夜句会(10/13) [俳句]

10月になっても暑く、かつ雨が降っている。
それでも、できるときには対面で句会がやりたい。

(選句用紙から)

肌寒の首にひやんとネックレス

季題「肌寒」で秋。ひやんと、が眼目だが、実は不要なのかも。「肌寒の首にネックレス」だけでも句意は通じるし、さらにいえばネックレスなので首は当然だとすると、肌寒、ネックレスだけでもいいことになる。とはいえ、ネックレスの冷たい触感を「普通に」述べているようで独自の表現になっている。

隣人の鼾も止みて虫の夜に

季題「虫」「虫の夜」で秋。隣人、って家庭の中の隣室(子供部屋?)か、文字通り隣人たとえば木賃アパートのような場所で、隣のいびきが響いているのでは。で、何かのはずみでそのいびきが止まると、あたりの虫の声が聞こえてくる。静かな住宅街であることが一句の前提。

虫の夜の洗濯物の生乾き

これは、本当に生乾きなのか、それとも、昼間乾いたのが夜になって冷たくなったのか、そのあたりがちょっと。少なくともまあ、帰宅が遅くなったことはわかるのだけど。


(句帳から)

午後からの予報通りの秋の雨

 
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