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2018六甲全山半縦走大会 [ウォーキング]

5年ぶりの六甲縦走。今年あらたに開設された半縦走大会に出場する家族のサポート役のつもりだったが、途中で自分の右膝が故障し、四苦八苦するはめに。

半縦走のコースは、途中市ヶ原までは全縦と同じで、桜茶屋を南に曲がって布引貯水池の横を新神戸に降りるおよそ20キロ。須磨浦公園スタートは午前5時でなく7時30分なので、まわりがすっかり明るくなっている。なかなかいい景色だったのですね。

鉢伏山から鉄拐山へ、記憶していたよりも遠いなあと思いながら上ったり下りたり。おらが茶屋なんて見たことがないような気がするのだけど、全縦ではこのへんはいつも真っ暗なので仕方ない。気温が上がらないので、下りになると寒い。高倉台はすっかり明るくなっていて、すでにスーパーが営業している。

高取山の茶屋。お姉さんの名調子は今年も聞けなかったが、おなかがすいてきたので1本50円のバナナを実際に買ってみる。露店はもう撤収間際で、ベンチに座ってもぐもぐ食べている間にすっかり片付けられてしまった。ここの下りから右膝が痛みはじめ、これはまずい事態になった…と暗い気分になる。

鵯越駅の手前の住宅街にあったコンビニは、前回歩いた2013年にすでに閉店していたが、デイケア施設に変貌していた。これで、半縦走ルート上には1軒もコンビニがないことになる。

菊水山の登りも5年ぶり。標高差300メートルがきつい。狭い階段を一列で登るので、後ろから人が登ってくるという心理的な圧迫感で疲れるのかもしれない。頂上で大休止し、持参した行動食のほとんどを食べる。初めて食べた「エネ餅」は、塩味がほどよく効いていて、好ましい。念のために持ってきたレーズン1袋は、戸棚に転がっていたものだが、これも食べてしまった。あとは何の気なしに駅で買ったオレンジピールとレモンピールのドライフルーツ。疲れているので文句なくおいしい。

菊水山から天王吊橋へ降りてゆく途中でいつも目に入る風景なのだけど、自分がいま下りている山道やその先の吊橋より高いところに、住宅地が造成されている。理屈では了解できても、現実のものではないように感じられる。天王吊橋から鍋蓋山(本日の最高地点)まで標高差200メートルの登り返し。これはこれできついが、斜面をジグザグに登っていく分だけ菊水山より楽な感じがする。

鍋蓋山からは、痛む膝をかかえて降りてゆくのみ。大竜寺のバス停には、ちょうど三宮行きのバスが来ていて、あれに乗れば三宮のカフェでおやつを…などと考える。

全縦の出場者はとっくの昔に先へ行ってしまっているが、市ヶ原にはどんな看板が立っているのだろう…と考えていたら、ごく普通の看板だった。

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あとは2キロ足らずなのだけど、途中から階段が連続して現れ、まさかの難行苦行。結局、8時間35分ほどでゴール。累計高度は登りが1,578m、下りが1,451mで、その差が100m以上あるのは、ゴール地点が新神戸よりずっと手前の丘の上にあるため。見晴らしのよい高台にあって、ゴール地点としては気持ちのよい場所でよかった。

翌日、駅から整形外科へ直行して右膝の痛みを訴えると、念のためレントゲンを撮った上で「腸脛靭帯の炎症ですね…」との診断。完治するのは難しく、高山の稜線上とかでこんな症状が出たら一巻の終わりなので、本格的な登山はやめておいたほうがよさそう。残念。

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