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びわ湖チャリティー100km歩行大会(びわ100)敗退記(③感想・反省&来年に向けて編) [ウォーキング]

〔感想・反省&来年に向けて編〕

・運営スタッフの熱意が感じられる、すばらしい大会だった。運営する側も出場する側も、大半は地元の方であって、地域を盛り上げるイベントとして成功しているように思う。出場者と同時に運営スタッフ(サポーター)を募集しているのも好ましいことだと思う。

・熱意が感じられると書いたが、それは例えば、チェックポイントやエイドステーションで食べ物をくださるときでも、事務的に手渡すのではなく1人1人を見て声をかけてくださるとか、バナナにマジックでメッセージが書いてあるとか(写真を撮っておけばよかった)、チェックポイントの手前に出てきて手を振ってくださるとか、ちょっとした部分に表れていた。気温が17度とそこそこ高かったとはいえ、雨の中で長時間の対応は大変だったに相違なく、頭が下がる。

・また、制限時間がゆるやかだったり、チェックポイントの開設時間が遅めだったりと「完歩が目標であって、時間や順位は問題にしない」という姿勢もよくわかるし、グループで歩いている人が多いことなども、競技色を排除とまではいわなくとも、あくまでも地元のイベントとして好ましい姿勢だと思う。

・滋賀県の南半分を横切るような、広範囲にわたるイベントなので、こうして盛り上げていけば、やがては滋賀県を代表するような大会に発展するのではないだろうか。

・せっかくこれだけ盛り上げてくださったにもかかわらず完歩できなかったのは、われながら不甲斐ない。特に、雨の予報があって、対策を施す時間が十分にあったにもかかわらず靴に浸水してリタイアという結果は言いわけできない。公式発表によれば、100キロの部の完歩率は、374人/668人=56%とのことで、あの悪天候でも6割近い人が完歩しているのがすごいのか、自分がダメなのか…

(11.17追記 失敗のキモは「久しぶりに使った靴の防水性を過信していた」ことに尽きる。名前こそ「カメレオン4 ミッド ウォータープルーフ」と立派なのだけど、縫目からの浸水を完全に防ぐことはできないし、経年変化もあったものと思われ、30キロも歩かないうちに浸水してしまった)
 ただ、完全な雨対策として何が考えられるかとなると、ゴム長靴で歩くのも気が進まないし、ゴム長以外で、レインブーツと称して売っているものの耐水性がどの程度なのか、買って履いてみないとわからないのが困る。いっそのこと、裸足でサンダルもありなのだろうか。靴ズレで10キロももたないか。


・それでも、少なくとも53km地点まではキロ12分(時速5キロ)以上のペースで歩けることがわかったので、来年はぜひ完歩して、残りの47kmの景色を楽しみたい。もっとも、残り47kmのほとんどは真っ暗な中を(日の出前に)歩くことになると思われるので、何も見えないかもしれないが。

20171021 geographica_data.jpg
(GPSソフト "Geographica"の集計画面。ちなみにGPSを使うとiPhoneのバッテリーをかなり食う(10時間経過時点で残り41%)ので、予備のバッテリーは必須。
 余談だが、このソフトで記録した歩行ルート(トラックという)を再生表示すると、1:25000図上に驚異的に正確に表示される。たとえば道路のどちら側を歩いていて、どこで反対側に渡ったか、かなどという数メートルの動きさえも正確に表現されている。それも、バッテリーを食わないように、設定画面で「GPS精度」の項目を「省エネ」にしているにもかかわらず、だ。すばらしい。これはソフトの性能なのだろうか、それともスマホのGPS機能の性能なのだろうか。いずれにせよ、大変お買い得なアプリケーションである。)

(12.20追記:スタート前に、車椅子で出場されている方が1人目にとまった。標高差がほとんどないとはいえ、至るところに段差や障害物のあるコースに、どのように挑まれるのだろうと気をもんでいたが、スタートしてみると、自分とほぼ同じペースで進んでおられ、チェックポイントでもお見かけした。公式記録を後日参照したところ、最終的に30時間半余で完走されている。これは大変な偉業ではないだろうか。)

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