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第100回深夜句会(9/15) [俳句]

めでたく第100回。写真を撮り忘れたのが残念。

(選句用紙から)

石灰のラインの白し花木槿

季題「槿」で秋。運動会でもあるのだろうか、校庭やグランドに石灰で白い線が引かれているが、その横の塀際だかフェンス際には、木槿の花が群れ咲いている。石灰の線なのだからもともと白いのは当たり前ともいえるところ、その「白」がことさら白く感じた、というところに詩心があって、そこが木槿の白い色とも重なっているのですね。

秋草をテーブルごとに違う色

季題「秋草」で秋。テーブル「ごと」と言っているので、自宅とかではなく、多くのテーブルを擁する場所、例えばレストランのような場所が想像される。そこへ秋草、たとえば桔梗とか女郎花とかを卓上花として飾るのだけど、テーブルごとに異なる草花をいけた、という句。自分や自分のスタッフがそのようにいけた、という立場で詠んでいるのか、それともお客として訪ねてみたらこうだった、という立場で詠んでいるのか判らないところが残念だが、秋の草花のさまざまな色が感じられる一句。

(句帳から)

青山のカフェのバケツの叢芒
脱毛サロン育毛サロン爽やかに
かなかなのいつもデクレッシェンドかな
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