追悼・大滝詠一さん [音楽]
音楽を演奏するしないにかかわらず、あるいは好んで聴く聴かないにかかわらず、自分たちの世代でこの人の音楽に全く影響(呪縛?)を受けなかった者はいなかったのではないかなあ。
君の手紙読み終えて切手を見た
スタンプにはロシア語の小さな文字
(「さらばシベリア鉄道」)
時はまるで銀紙の海の上で溶け出し
ぼくは自分が誰かも
忘れてしまうよ
(「カナリア諸島にて」)
吹雪が急に止んで
遠い岬まで晴れてゆく
(「フィヨルドの少女」)
(6.4追記)
少し大げさにいえば、バックパッカーとしての自分は、その呪縛から解放されるまでに30年あまりを要したことになるのかもしれない。
2013-12-31 15:24
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0