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富山吟行会3日目(5/5) [俳句]

宿屋は雨晴海岸の,海を見下ろす高台の上にあるのだが,宿屋の前に菜の花畑があって,四角形の大きな黄色が目の前に置かれているような。そこに雉が一羽,ときおり「ケーン,ケン」と一啼きしては元の場所に戻っていく。

呉羽山の西の斜面にある「くれは山荘」で麓を見下ろしていると,祭の笛や太鼓などが聞こえてくるのだが,なぜか人の姿は見えない。遠くの神社とおぼしきあたりに幟が2本立っているのが見える。
斜面から麓までずっと梨畑で,ちょうど白い梨の花が梨畑のかたちに咲いている。

(選句用紙から)

はればれと梨の咲く丘海とほみ
鰓(あぎと)なほふくるる黒鯛(ちぬ)を鬻ぐかな

(句帳から)

麓から流れてきたる祭笛
雉子鳴いてはばたいてまたもとの位置→なほもとの位置
里若葉下ノ畑ニ居リマスと
梨棚の花の連なり麓まで
煙突のある別荘の芝桜

結局3日間,幹事のみなさまをお手伝いするどころかお世話になりっぱなし。いろいろなお願いにも一つ一つ丁寧にお応えいただいて,お忙しいのに本当にありがとうございます。
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