新学期

　きょうから新学期。
　来年の大試験まで11ヶ月，また週末専門学校生の生活がはじまる。
　久しぶりに10時から17時まで7時間（昼休み1時間を除き，実質6時間）受講してみると，頭よりも身体がすっかりなまっていて，ぐったり疲れる。

　今年はじめて受講する生徒と２年目以降の生徒と，比率はどのくらいなのであろうか，ミニテストをやると，さすがにこの段階では実力に大差があって，２年目の生徒は制限時間の半分ぐらいでぴたっとペンを置くのに，初学者は時間いっぱいかかってもまだ答案用紙が埋まらない。もっとも，あとは追いつかれるだけなので，どこまで逃げ切れるか疑問だが。

　講師が「この試験は，絶対評価というタテマエになっていますが，実際には，毎年合格率は10～15％ぐらいなので，8人に1人しかうからない。だから，その８分の１になるつもりでがんばってください」と説明すると，教室からタメイキがもれる。去年の自分もそうだったな～　　１年経って，「8人のうちの1人」がそのときより現実離れしているように思えてしまって困る。

　さらに「ピアノを習った人はよく言われたと思いますが，この科目も２日やらないと忘れます。だから最低でも1日おきに，短時間でもいいので問題をさらってください」それができれば苦労はないのだが。